犬の社会性テストで飼い主と愛犬の2組のペアで行い、Aの服従テストとBの往来での社会性テストの2つで構成されていてAの合格後、Bに進みます
ヨーロッパでは犬を飼うと先ずに合格することを目標に誰もがトレーニングをし、
合格した犬が公共施設に入ることや乗り物に乗ることができる仕組みになっています
ジャパンケネルクラブでは2001年から取り組んでいて家庭犬訓練試験ほど馴染みがないかもしれませんが、ぜひ広がっていってほしいと思います。
JKCジャパンケネルクラブ BH
BH 5課目
①紐付脚側行進
リードを持った状態で左足横に付いて歩くこと、加えて
群衆(人が集まったところ)立っている1人に対して左回り、異なるもう1人に対して右回りと8の字を描くように行います。

②紐無脚側行進
リードは外した状態で左足横に付いて歩くこと、加えて
群衆内から始まります。左回り、右回りを一回ずつ行い群衆内の人の近くで指示なし停座、一呼吸おいてスタート地点に進みます50歩の行進です。50歩行ったところで左反転ターン カーブではなく直線状を180度回転します


③脚側行進中のスワレ
基本姿勢から〔アトエ〕で行進をして10~15歩の間で立ち止まり〔スワレ〕を命じ、指導手は15歩進んで立ち止まり犬の方に向きを変えて対面します

④脚側行進中のフセからの招呼
基本姿勢から〔アトエ〕で行進をして10~15歩の間で立ち止まり〔フセ〕を命じ、指導手は30歩進んで立ち止まり犬の方に向きを変えて対面します そして審査員の指示で犬を招呼します

これでAのテストが終了です
Aに合格したペアがBへすすみます
B往来における審査
一般の道路や広場を想定した雰囲気や状況作りがなされ、人混みや自動車・バイクなどに対する態度を見ます。

Bに合格してBHが合格になります